ハルさま>
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます!
文化村の風景画展、あまり知らないような珍しい画家の絵も沢山来ていましたが、なかなか良かったですよね。
それぞれの画家が風景に思い入れを託したり、あるいはただ好きなきれいな風景を描いたり、風景で表現を試みたり楽しんだり、お金儲けのためにあえて何の意味も描き入れなかったり、風景表現さまざまで楽しかったです。
もうちょっと気合いが入れば、その他の絵も感想を書いたりするのですが、日記用に図版を用意するのが面倒で・・・(笑)結局心にしまっておくことにしました。
私は、一番のお気に入りは大好きなユベール・ロベールとその前後に掛けられていた意味の軽い絵なのですが、ハル様はいかがでしたでしょうか。
確か、画家はクリムトだったでしょうか、公園の芝生と木漏れ日をきっぱりした色面で描いた絵があって、それも好きだったので、ポストカード買って帰ればよかったかな、なんて思ったりしています。
夢にシュンプレガデスが出てきた。
でも、何のためにシュンプレガデスが出てきたのか分からない。
ただシュンプレガデスが出てきたとだけ覚えています。
一体、シュンプレガデスがどう出てきたのか。
シュンプレガデスを前にして誰か一緒だったのか、一人だったのか。
シュンプレガデスを見ただけなのか、それとも前を通り過ぎたのか。
はたまた、シュンプレガデスを通り抜けたのか。
シュンプレガデスを通り抜けられたのか。
シュンプレガデスなんて本物は見たことないけど。
それにシュンプレガデスがこの現代に実在したとて、今はただの岩の塊のはずだよ。
一体、どんな夢だったのでしょう。シュンプレガデスの夢でした。
中途半端に改装中です。大枠は出来たと思うので、あとはホームページのデータをブログに移せば、きっと完了。それが大変です。なにしろ、ネット環境が悪く、長時間も出来ないので。
ブログ風に1ページに沢山記事を載せるか、ホームページ風に1ページ1ページ表示させるか、ちょっと迷っていたりします。
うーん、ブログ風のほうが、見やすいかな?
さて、9月は、一週間に1つ美術展を見に行く、という怪挙を成したまろりーです。
・第一週 サントリー美術館「鍋島焼 誇り高きデザイン」・・・鍋島鍋島鍋島
・第二週 富士美術館「ポーランドの至宝展」・・・レンブラントの絵が目玉
・第三週 西洋美術館「カポディモンテ美術館」・・・普通のイタリア・ルネサンス~バロック
とりあえず「本物」を見る、という強迫観念と、ほとんど信仰のような美術館巡礼の習慣のなせる業です。
感想を書くのを習わしにしていますが、追いつかないぞ、これ☆
しかし、充実した9月だった。
結構、ホームページのデザインは自分で気に入っています。
が、マイパソコンが壊れ、パソコン環境が悪くなり、もうちょっと軽量化しようかと、考えています。
具体的には、本サイトをたたんで、ブログ形式でやってみようかと。
ブログ式なら、一度決まってしまえば、タグだのスタイルシートだの色々いじらなくても、アップするだけでそれっぽくなるし、更新もしやすくなると思うのです。
で、デザインは、今現在結構気に入っているので、この雰囲気を保持しつつ、なんとか本サイトの機能を落とさないように、と多少頭を使っています。どうしようかな。
築約50年の家が出来て当初から、同じ壁に掛かり続けていた絵があります。
それが<緑の絵>。
一流ではないプロの画家の手によるもので、正式名称は知らない。<緑の絵>のタイトルは通称で、緑の絵の具が厚く筆触大きく渦を巻くように塗りたくられていることに由来します。その不明瞭な構図が、小さなころは、何が描いてあるか全く分からなかったので、緑の絵、という便宜的な、とりあえず見たままを言った無個性な名前が、普通に「その絵」を指すものになってしまったという訳です。
ようやく大きくなって、枝がアーチを成し、日を陰らせている木立がトンネルのようになって奥に向かう、その木立の隙間から柔らかく爽やかな光が射している、公園のような散歩道のような「場所」を描いた「風景画」だと気付いた、その後も現在まで、<緑の絵>はタイトルであり続けています。
そして、まろりーが生まれる前から壁に掛かっていたこの絵が、この程リフォームによって初めて降ろされたために、まろりーは生まれて初めて、この絵の額縁、黒ずんで彫刻の間に埃を満載した額縁を真剣に、ピカピカにするつもりで拭くことにしたのです。
おそらくは、<緑の絵>が画家のアトリエで完成して、額装されて以来変わることなく、ずっとそのままの額縁。まろりーは、石を模した灰色の枠だとずっと思っていたのですが、埃を拭き取ると、元の色が部分的に現れました。その色は、アイボリーホワイト!すでに3分の1は禿げて、元の木が見えてしまっているけど、この額縁って、本当は白かったのか!などと意外に思ったのもつかの間。
彫刻の隙間の奥の奥の一部分に、さらに意外なものを発見。
それは、金色の輝き。
目を近づけてよく見ないと分からない程、わずかに痕跡しか残っていない金の塗装のあと。金色の99.9%は失われていると思っていい。
・・・額縁は本来は金色だった・・・!
しかし、そう思ってみると、カビだとばっかり思っていた額縁の緑のしみも、多分、カビではなくて、金の塗料の成分と思われる銅が変質した緑青かと。
もともとは、金に縁取られていた緑の絵。まろりーが生涯もっとも目にしている時間の長い絵ながら、完成当初は、まろりーの見慣れた姿をしていなかった。
軽くショックです。