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○なんせんす・さむしんぐ○

美術や音楽の感想とか、動物中心のイラストのブログ。

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2月9日拍手お返事

yuki様>
お返事遅くなりまして申し訳ありません(>_<)
コメントありがとうございました。

古い記事を読んでいただいて、とても嬉しいです!!(*^^*)

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2月22日拍手お返事!

PineWoodさま

 コメントありがとうございます!
 お返事遅くなりまして、申し訳ありません。

ダヴィンチのモナリザと並ぶ不思議な美しさ>
 フィリッポ・リッピ、身分としては修道士なのに、修道女と駆け落ちしてしまったそうですが、リッピの美人なマリア様を見ると、やっぱり禁欲そうな修道生活より、大スキャンダルを辞さないほど愛に生きる人だったのかな、と思えます。

 100%主観ではありますが、そんなフィリッポ・リッピの愛は、自分の描く女性にも注がれていて、それが彼の絵の不思議な美しさの理由の一つになるんじゃないか、と思っています。
 
 今回の展示では、初期のフィリッポ・リッピのマリア様は意外に美人でない(笑)、という印象でした。
 もしリッピが、マリア様を美人に描くようにならなかったなら、もしかしたら後のボッティチェリの人物もこれほど美人じゃなかったのかも知れません。

陰鬱な晩年の作風>
 ボッティチェリ、華やかな画風だったのに、どうして晩年あんなに変わってしまったのか…私の好みとしては、残念です(笑)

 画風が変わった理由としてよく言われるのは、フィレンツェの政情不安と、厳格なサヴォナローラに傾倒したことで、サヴォナローラは、ちょっとエロティックな要素のある絵を、キリスト教的に不道徳として、お焚き上げしてしまったのだそうです。
 社会も不安な中、こういう人に心酔してしまっては、エロスの母ヴィーナスなんて、今までのように描けなくなってしまうのも無理はないかな、と思います。

 でも、ちょっと思うのは、これは勝手な妄想ですけど(笑)、ボッティチェリって結構、人に影響されやすいタイプだったんじゃないかと…。
 そうじゃなければ、ボッティチェリ本人の性格ではなく、メディチ家やその他注文主といったパトロンの意向をものすごく絵に出来るとか、なのかも知れません。

ダヴィンチやミケランジェロ壁画或は彫刻などとの関連>
 そういえば、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロと、ボッティチェリの関連って、私、実はよくイメージ掴めてない事に気付きました。。。
 確かダビンチとは同じヴェロッキオの工房で活動したし、ミケランジェロとはメディチ家辺りで交流もあったのではと思うのですが、なんだか関連性は頭の中でぼんやりしています。
 ダビンチとミケランジェロの関連性、確かに興味深いですね…!

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3月31日拍手お返事

辰波さま>
こちらでは初めましてー!
何とこちらにもいらして頂いて、有難うございます。

パリの貴族の侍従の子供として生まれたロベール、
南仏グラース生まれのイタリア系の血を引くフラゴナールと、生い立ちも異なる二人です。
ロベールは
貴族にくっついてイタリア留学、一方フラゴナールは美術アカデミーの特待生で国費で留学。その時に出会って意気投合したようです。

油絵の方はフラゴナールの方が当時の画学生トップ(今では巨匠)だけあって、遥かに上手いのですが(笑)、素描はロベールもかなりやります。
フラゴナールはどんな画題でも何でも描ける人ですが、ロベールはとにかくイタリアの廃墟を愛した人で、その愛が画面じゅう表れているんですよね。
多分、古代史とか古典とか教養はロベールの方があったと思うので、イタリアで二人がどんな活動してどんな影響しあったか、とっても気になります。

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12月25日拍手お返事!

コウセイさま>
 ご清覧&コメントありがとうです!
 カイユボット、展示から判断するに、お金には困らなかったようです。
 ほんと、商売にならないけど好きなことに打ち込んで、羨ましすぎるの一言です。
 ただ、腹違いのお兄さんが神父さんだったり、弟の一人が早くに亡くなってしまっていたり、そういうドラマチックもあるみたいです。

 遠近法、なんだか不思議ですよね。
 テーブルの上をみると確かにこんな感じかなぁと思いつつ、正面に座って執事にお皿差し出されてるお母さん遠いなぁ、ってかテーブル広っ、とも思いつつ(笑)
 ピアノの絵は、遠近法がかなり不安定だし、ヨーロッパ橋の絵も、たぶん無心に5分くらい絵の前でじっと眺めていると、ちょっと酔ってきそうな気配を感じました(実際そこまでは眺めていません(笑))
 あくまで私見ですが、一風変わった遠近法になみなみならないこだわりを感じました。
 一応、時代は印象派の時代ですが、ちっとも印象は描いてないですよね。

 猫の写真は・・・鉄板です!(笑)
 

 ヅラ問題について。ちょっとうろ覚えなところがありますが・・・。
 人毛も使っていましたが、馬のしっぽの毛とかも使っていました。確か何かの本で、やはり人毛は高級品で、なかでも金髪が一番だった、とか書いてあったような…。

 昔の人の頭が白いのは、白髪かっこいい!(いえ、白髪が流行だったのは確かですが、定かな理由は知りません)と、頭から小麦粉などの白い粉を振りかけて白くしていました。日本語では「髪粉(かみこ)」って呼ばれます。現代だったら小麦粉かぶるなんて完全に罰ゲームですよね(笑)

 ↑グーグル検索で見つけました。これは戯画なので強調してはありますが、こんな感じのようです。他にパフでやさしく髪粉をつけているなんて絵もあります。

 実際に髪粉ふりかけた鬘をかぶっているひとを見たことがないので分かりませんが、鬘の洗濯なんか滅多に(あるいは全然?)しないだろうから結構触りたくない感じにばっちいのでは…。
 肖像画ではみんなナチュラルな感じにびしっと被っていますが、実際は割と不自然な人も多かったのでは、と疑っています。
 生え際は地毛でカールなど部分的にヅラな半鬘(よりナチュラル)なんてものもあったようです。
 

 はっ、ヅラトークが思わず長くなってしまいました(笑)

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12月2日拍手お返事

三郎丸氏>
 時が経つのは早いものだ、というより記事を書くのが遅すぎた(笑)

 そして教会巡り、通常の女子旅より多めで申し訳なかった(笑)
 本当はしっかり勉強(どこに何があるか把握して目的を持って見に行く)してから行きたいとこなんだけどね。それをしたら、多分もっと多くの教会を片端から見ていくことになっただろう(笑)
 教会そのものもなんだけど、色んな建築様式の違いとか、入り交じっているのが面白くってつい、ね。あとバロック聖堂の本場の…いやまあ止しておこう。
 時代時代の建築様式ってやつがよく表れているのが、聖堂という訳…。教会とか建物(崩れているのも含む)は何とか美術展で日本に持ってこれないでしょ。

 シャルダンの木苺は、ある意味トラウマ(笑)
 あの展覧会のあとは何となく赤いものを口にしたくて、適当なものが見当たらなかったので、取り敢えずアセロラドリンクを飲んだのですが、これじゃない感が多いにありまして。

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