コウセイさま>
ご清覧&コメントありがとうです!
カイユボット、展示から判断するに、お金には困らなかったようです。
ほんと、商売にならないけど好きなことに打ち込んで、羨ましすぎるの一言です。
ただ、腹違いのお兄さんが神父さんだったり、弟の一人が早くに亡くなってしまっていたり、そういうドラマチックもあるみたいです。
遠近法、なんだか不思議ですよね。
テーブルの上をみると確かにこんな感じかなぁと思いつつ、正面に座って執事にお皿差し出されてるお母さん遠いなぁ、ってかテーブル広っ、とも思いつつ(笑)
ピアノの絵は、遠近法がかなり不安定だし、ヨーロッパ橋の絵も、たぶん無心に5分くらい絵の前でじっと眺めていると、ちょっと酔ってきそうな気配を感じました(実際そこまでは眺めていません(笑))
あくまで私見ですが、一風変わった遠近法になみなみならないこだわりを感じました。
一応、時代は印象派の時代ですが、ちっとも印象は描いてないですよね。
猫の写真は・・・鉄板です!(笑)
ヅラ問題について。ちょっとうろ覚えなところがありますが・・・。
人毛も使っていましたが、馬のしっぽの毛とかも使っていました。確か何かの本で、やはり人毛は高級品で、なかでも金髪が一番だった、とか書いてあったような…。
昔の人の頭が白いのは、白髪かっこいい!(いえ、白髪が流行だったのは確かですが、定かな理由は知りません)と、頭から小麦粉などの白い粉を振りかけて白くしていました。日本語では「髪粉(かみこ)」って呼ばれます。現代だったら小麦粉かぶるなんて完全に罰ゲームですよね(笑)
↑グーグル検索で見つけました。これは戯画なので強調してはありますが、こんな感じのようです。他にパフでやさしく髪粉をつけているなんて絵もあります。
実際に髪粉ふりかけた鬘をかぶっているひとを見たことがないので分かりませんが、鬘の洗濯なんか滅多に(あるいは全然?)しないだろうから結構触りたくない感じにばっちいのでは…。
肖像画ではみんなナチュラルな感じにびしっと被っていますが、実際は割と不自然な人も多かったのでは、と疑っています。
生え際は地毛でカールなど部分的にヅラな半鬘(よりナチュラル)なんてものもあったようです。
はっ、ヅラトークが思わず長くなってしまいました(笑)