この間のこと。
ヴァージナル触らして貰った♪
ヴァージナルっていうのは、チェンバロと同じく弦を弾いて音を出す鍵盤楽器。チェンバロよりもっと小型(それでも幅は結構あるけど)で、音域も狭い、少し古い楽器。時代は16世紀~17世紀ってところじゃない?フェルメールを初めオランダ絵画のお姉さんがよく弾いているやつ。
意外と音量が大きくて、また低音域が不思議な音で、ジャックの上がり下がりが見えるのが格好良い☆
おおはしゃぎです。
ついでにヴァージナルの楽譜も貰った♪
親切に指番号つきのものもあるので、さっそくピアノで弾いてみたけど、あいつら(ヴァージナル弾き)本当に親指使わない!所在なさげに宙に浮く親指。小指の使用頻度も低めだし。親指便利なのに、どういう美意識なんだろうなー。
普段、耳慣れたクープランとかバッハとかともセンスが違うので、ちょっと難しい。簡単そうにみえて、やっぱり一日では習得出来なかった(笑)パヴァーヌ、クーラント、アルマンド(?)どれも舞曲なのに、たどたどしくてリズム感ゼロです。もちょい修行します…。
新しいもの好きのまろりーは、新たに手に入れたヴァージナルの楽譜にぞっこんめろめろなのです。
曲自体は古いけど、こう…18世紀のクラヴサン曲より存在自体がファンタジックだ。ある意味エキゾチックというか。慣れた18世紀ものはまろりにとっては「こっち側」なんだけど、16世紀くらい?の曲は「あっち側」。
セザンヌ展に行ってきました!
ただ券あったけど、もし無くても絶対行きたかったセザンヌ展。案外楽しみにしてました。
友人との休みの関係で、19日に行ったのですが、1月19日はなんとセザンヌの誕生日でした。知らなかったけど、確かにちょっと山羊座っぽいかも(根拠なし(笑))
で、横浜美術館にゆるゆる集まり、ゆっくり見ました。始めの方は平日の昼間なのに結構混んでいて驚いたものです。やっぱり誕生日だから?
ま、例によって最後の方は皆疲れちゃって空いてたんだけどね。
そんな訳でセザンヌ展。展示の趣旨は、偉大な近代絵画の父と呼ばれるセザンヌ、その影響がいかほどに大きかったか、見てみんしゃい。ってところかな。ただヨーロッパだけでなく、日本近代絵画への影響を丁寧に展示しているのが楽しい。しかも人物画、風景画、静物画と主要なジャンルを網羅してあります。
ざっくりした所感は以下。
そもそもから、まろりはセザンヌって一番「油絵っぽい絵」を描く人だと思っています。軽くはない色といいざっくりした筆致といい、油絵っぽくない? で、オランダ系統みたく本物かとみまごうようなリアリティはないけど、でも確固たる存在感というか、物質感、質量感。確かに存在するように見えるっていう点で、リアルだと思うのです。でもあくまで平面。
人物画では青が綺麗だった。他の絵でも青が綺麗。セザンヌのこだわりの青でしょう。あと、背景のよく判らないところ。
風景画は線遠近法も空気遠近法も使っていないのに、しかも一番遠くの山は多分実際に見える以上に大きく(多分ね…)描かれているのに、すごい奥行き感なんです。
そんな奥行き感は水浴図の背景にもあったように思います。
まあ、沢山見たからって上述のまろりの勝手な妄想は変わらずなんだけど、呪縛ともいえるセザンヌの影響力を見ると……、もう絵といえばセザンヌ!みたいな方程式が出来てしまったよう。こう、筆致が見えて、形はやや歪んでて、色もあんな具合。絵を描こうとするとああいう感じになってしまう。
そんな訳で、様々な芸術家が、セザンヌ主義(セザニズムというらしい!)を発展させたりして、独自路線を開いていった、とそんな訳なんです。
安井なんとかという日本の画家が、始めは垢抜けない和製の洋風油絵じみて(昔の日本の洋画ってわりかしそんな感じ)、かわいそうなくらいセザンヌ風で上手に描いていて、それからだんだん抜け出していったりとか。
素敵な展示でした。
昨日の日記は前振りか・・・(笑)やっぱりとどめようもない思いのたけを綴らずにはいられない。
もう妄人の戯言だと思って聞き流して下さいまし。
ポトゥアンが!かっこよすぎる・・・!完全、惚れました。
色々と末期的なところが好き。
きっとポトゥアンって人は、実際は知らないけど、気障で嫌味ったらしくてちょっとペシミストだけど、女の子を甘やかすポイントはばっちり心得ている人だと思うの。
とりとめもなく鬱々と気取っているあいだに見せる甘さが、すごく甘くて素敵。本当、こんな男に溺れたいです!(ぇ)というか溺れています(妄想)浮気相手に最適。
でも、やっぱり勝手な妄想だけど、ポトゥアンはもう死んでいて、ポトゥアンの居ない現在をひしひしと噛みしめ嘆きながら、折々にポトゥアンとの甘い思い出に浸ったり、やっぱり現実に戻ったり、懐かしんだりしているうちに、うとうとと夢の世界に迷い込んでうろうろしていると、ポトゥアンの背中が見えた瞬間ぐしゃっと夢が崩れて、現実に目覚めて帰ってきて、ああ、やっぱりポトゥアン居ないんだな、って思っておしまい。ってそんなストーリーを勝手に妄想したりとか・・・。
で、またまろりの聞いた演奏の、音色がたまらなく素敵なんです。
クラヴサン曲なんだけど、その使用クラヴサン自体が末期的。普段は鳥の羽軸で弦を弾くけど、牛の皮で弦をはじくことで、ピアノに似たこもった音を出すという代物。
音色が似ているなら、性能はピアノのが上だっていうのは分かっているのに、それでもピアノに近づいてしまったというその音色が切なく美しすぎる。
最近のヘビーローテーションです。
他の演奏も聞いてみたいな~。でもデュフリ(作曲者)のって図書館にない。本命は某C氏だけどね!しかしB氏のインヴェンションを思い出したい今日この頃。B氏系統はイタリア協奏曲とかゴルトベルクとか平均律とかもっと難しいのが弾けたい。
ところで、ゴルトベルクさんも素敵な人だよね。不眠症で年中寝不足だけど、快活でだけどちょっとクール。な人じゃないかな。。。完全理系人間。(というかB氏が理系だろ…)
そういえば、この間、フェルメール二回目に挑戦しようと思ったら、あまりに混んでいて、そんなにモチベーションもなく来たのだから、たちまちにやる気を失って、なんとなく藤田さんを見に行きました。藤田嗣治ね。
彼の絵はかなり好き。色とか線とかがやっぱり奇麗。雰囲気がいいよね。イラストっぽい子供の絵と猫を中心とした動物の絵が好きなんだけど、今回はそういうのがメインテーマではなかったから、あまりなかった。でも猫図屏風が素敵だった。構図もいいし、筆運びも素敵。こんな屏風欲しいなぁー。
ところで、だからポストカードはまろり好みの猫系はあんまり充実していなかったんだけど、その隣に、なんとスタンランのポストカードが大量に置いてあったのです!反則だ…!
藤田さんそっちのけでスタンラン買っちゃったよ。 スタンランの猫への愛をひしひしと感じてスタンランの猫が好きだ。もし猫を飼うなら、名前をスタンラン君にしたいくらいです。でもトラ猫だったらレオナール君かな(笑)
スタンランの画集は見たことがない。でも画集があったら欲しいなぁ。探せばありそうかな。
↓スタンランの絵。
http://
ついでに藤田さんの猫
http://