 
英語サイトを読んでちょっとだけ進化した?
羽ペンの作り方をレポートします。レッツトライ。
-----------
昨日の晩から、鳥の羽を水につっこんでいました。羽ペンを作る為に! 
 そのまま羽をそれっぽく削るだけでも十分ペンとして機能するのですが、もっと丈夫でしなやかな羽ペンを作るために、一晩水に浸け、熱した砂に突っ込むことが必要だというのです。 
 この作業を、テンパリングと呼ぶらしい。 
 折角だから、3本同時に作ってみることに。写真は、今朝の羽根の様子。 
 左から、ガチョウの羽(ハンズで購入)、カラスの羽(その辺で拾う。ちゃんと洗ってあります)、推定七面鳥の羽(オーボエのお掃除用を楽器店で購入)。 
 うむ、ガチョウの羽が一番ペンとして使える部分(羽軸の根本から毛の生える部分まで)が長いみたいね。 
 昨晩は、水に浮いてしまって、上から蓋を被せないと、水に浸かってくれなかったのですが、今朝になると、吸水したらしく、蓋なしでも沈みました。 
  
 さて、お次の作業は、熱した砂につっこむ、みたいで。 
 英語サイトの説明を訳しながら試しているのですが、 
  350ディグリーズ・ファーレンハイトのオーブンで15~20分間焼いた砂に、水に一晩浸けた羽軸を突っ込みましょう! 
 このメリケン野郎!何度だよ、華氏350度って…。 
 まったく何度なのか見当もつかないので、インターネットで公開されている変換プログラムで計算しもらいました。 
 華氏350度=摂氏176.66666666666663度 らしいです。 
 …ま、180度ってことね。 
 それで、砂なんだけど…。砂って何?何砂を使うの?英語の説明には言及なし。 
 まろりは、砂と言えば砂場の砂を真っ先に思い出しますが、そんな見るからにばっちい砂を家に持ち込むのも触るのも嫌なんだけど。一応、公共物だしな(笑)パクっちゃダメか。 
 海(最も近い海は東京湾)の砂も汚そうだし。 
 とりあえず、市販の砂をあらかじめ購入してみる。
 川砂だって。どうせ川の砂をそのまま袋詰めにしただけだろうけど、砂場の砂よりはきれいでしょう…、きっと。 
 ふむふむ、盆栽、観葉植物、サボテン、山野草を育てるのに使うのね。――まさかこんな用途に使われるなんて、思いもよらなかっただろうな。 
 そんな訳で、砂を耐熱性のある何かに入れて焼かなきゃ。 
 それなりに深さがあって、耐熱性のある入れ物…中に何かを入れてオーブンで焼けるもの…。 
 よし、姉貴のケーキ型に入れよう! 
 あとで綺麗に洗えば大丈夫だよね!砂入りケーキが出来ないように頑張りますから。――まさかこんな用途に使われるなんて、思いも(以下略) 
 さっそく、砂を入れて、オーブンを180度、16分に設定!いや、20分もやるの、なんだか怖くて…(笑)なんか、砂はもともと湿っているんだけど、溶けるのはともかく、爆発したりしないよね? 
 戦々恐々としながら待つこと16分、ピロリン☆という音と共にオーブンは無事止まりました。――まさかこんな用途(以下略) 
 取り出して、ほかほか湯気のたっている砂に、羽根を突き刺してみる。
 …燃えたりしないよね?(ビビりすぎだろ) 
 あっ、落ち着いて英語の説明見返したら、まっすぐ突き刺してる!全部入らないから斜めに刺したんだけど、それでも良いのか、悪いのか、分からーん…。 
 このまま砂が冷たくなるまで放置しましょう。ですって。 
 そんなこんなで、ただいま砂が冷めるのを待っています。
--------------
←1.簡易版羽ペンの作り方←
→3.ペン型に切ってみよう→
この記事にトラックバックする