梅雨ごろから我が家の庭住み着くようになって、恐らくこのままここで冬を越すだろう蛙が居ます。
普段は何処か庭の端の茂みの中に隠れているようなのですが、雨が上がると身を隠す場のない芝生の方へのそのそと這い出している姿をしばしば目的します。
そんな蛙は、我が家のお客様として大切に保護されています(夏には庭の水やりを頻繁にしたり、冬には暖かい住み処をと枯れ葉を捨てずに積み上げておく)が、ついにこの間、庭の凶暴な先住民に見つかってしまったのです。
雨上がりの芝庭にいる蛙を、放してある犬が発見。
珍しい生物を怪しみ、あっというま間にその牙にかけることはしなかった犬ですが、興味津々、おっかなびっくり爪先で引っ掻こうとします。鱗に鎧われていない蛙にはそれがどんなダメージになるか知れません。
そんな訳で、家族中が犬と蛙とを離そうと犬の鼻先に餌を持っていったり、その間に蛙を安全な場所へ避難させたりと、おおわらわな夕時でした。
しかし、苦労の割にまた蛙は直ぐにのたのた(意外と足は速いけど)芝生を歩くのでした。
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