お腹が異常に痛かったので、病院で検査してもらったら、虫垂炎だということで、手術と入院ということになった。
そんな訳で、昨晩は麻酔から覚めても、寝たか寝ないかで、長い夜を過ごした。
体いろいろに、いろいろな管だの線だの張られて、ときどき様子を人が見に来る、その間はなんとなく痛い手術の傷に障らないように、うとうとする、というような長い夜。
集中力も想像力も働かず、ただ時間が過ぎるのを待つという長い夜。
(黎明のせちに待たれつ・・・)
直前に熱心に読んでいた詩行だけが、頭に浮かんでは消えます。
さて、そういう長い夜を過ごして、朝まではそのような状態で、朝も過ぎると体が多少良くなっているのが分かる。
昼からは、流動食も食べられ、実に2日ぶりの食事。病院に行く前から、全く食べられなくなって、病院に行った時には半分脱水状態だったという事情で。
入院して1日は点滴のみで暮らしました。今は、ベッドに居るのも、母親がうっかり持ってきたポーの詩集なんかを読むのにもすっかり飽きて、また今に寝てしまって夜に起きないために、意味もなくパソコンを弄っているのです。
しかし、言葉を使うのも、読み込むのも、頭の中だけで言葉と遊ぶのも、結構体力のいる作業です。言葉を追う精度の低いこと低いこと!
一週間ほどは病院暮らし。大した病気でもないし、日に日にどころか、時間時間で、朝よりは昼、昼よりは夜と快復を感じているくらいでご心配には及びません。
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