マコト様>
返信ご不要とのことですが、やっぱり返信しちゃいます(笑)
思わず、フォルクレについて長々と語ってしまいました(笑)乱文失礼しましたー。ジュピテルは、嵐と雷(自然の猛威)がテーマとも言えるので、とってもアグレッシヴ&バイオレンスです。ごろごろとなる様を描く、流れるような繰り返し部分でも、音域が上に行ったり下に行ったり、右手5本の指でなかなか間に合いません。
この余りのサドっぷりに、フォルクレの曲は本人と息子以外、誰も弾けなかったそうです。=つまり、皆に弾いて楽しんでもらおう、なんて甘い曲ではないのかと(笑)
ユピテル様、やっぱりこんな格好よくないですよね。ユピテルといえば、気に入った女の子をものにするためには、動物になったり液化・気化までするような、破廉恥(?・笑)な神様というイメージがありますが、フォルクレの曲では名誉挽回、もとい本領を発揮した姿を見ることができます。
前の日記で挙げた<ラ・クープラン>の演奏は、かなり元気が良い演奏かと思います。クープランさんも作曲家・鍵盤楽器奏者ですが、彼の典雅で仄かな儚さの香る曲とか詩的で皮肉でユーモアに富んだ曲名とか、「私は聴衆をびっくりさせるより、感動させたいんだ」発言とか「ソロ演奏も名誉心から惹かれるけど、伴奏ほど音楽の楽しみを感じるものはない」発言とか、割と穏健で大人しい人な感じがします。
それなのにフォルクレの描写は、真っ黒で…余計にクープランどんな人だ、と思わずにはいられません。本当は腹黒だったのでしょうか。彼とてパッション&バイオレンスな曲も書かないでもないけど、<ラ・クープラン>はどうもフォルクレの悪乗り諧謔な気がしないでもない(笑)
フォルクレとクープランは歳が近く、しばしば一緒に伴奏に回ったりしたようですが、二人の仲がひたすら気になります。二人とも名手ですが、この二人の伴奏で大丈夫なんだろうか…。
三郎丸様>
お見舞いありがとうでした!
実は、異動になり、7月からは土日祝日が休みとなった。どこへ行こう?
まろりーとして目を付けているのは、ワシントンのナショナルギャラリー展とパウル・クレー展、古代ギリシャ展かな。今のところ洋物に固まってますが、和物も要相談。
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