とりあえず、マレッラとかマレッラとかマレッラとか、ラボルドとか、ラモーとか、ギニョンとか弾いてやった!(←全部フォルクレのクラヴサン曲)
腕は完治してはいませんが、ほぼ自由に動かせるようになったので、今までのフラストレーションを発散すべく、いつものフォルクレー祭り。フォルクレとバッハ祭りはいつも不定期にかなりの頻度で開催中です。
マレッラはこんな感じの曲。
La Marella・・・Forqueray
低音域万歳(笑)分厚くけたたましい低音と半音階と付点のリズムが特徴的な曲。フランスの曲は、付点を楽譜に書かれた以上に短くかすめるのがコツ。その為に、変に力むと上手く弾けないよ。これだけ、真っ黒な曲なのに、いやらしいところがないのが不思議です、フォルクレ。むしろ、無邪気ささえ感じ…はしないか…(言いかけてやめる・笑)なんというのだろう、何かこういうものへの、朗らかな執着心とでもいうのでしょうか。いや、曲そのものが朗らかというのでは決してなく(笑)
それにしても、ユーチューブの画像のヴァトーの雅宴画、あわなすぎだろう。
さりげにバッハの平均律(のプレリュード。フーガでなく)とか大人しく弾いていたけど。さりげに片手だけでも死ぬほど難しい3声のリチェルカーレとか弾いていたけど。3声のリチェルカーレもフォルクレとはまた違った頭のおかしさがあります。冷静に頭がおかしい(笑)大体、バッハってさりげなくとんでもない不協和音を入れたりするけど、これもかなりいっちゃった曲だと思います、個人的に。
なんでも、一小節ごとに転調して、フラットが一つずつ増えて(5度ずつ調が下がる)いって、最終的には変イ短調というフラットが7つ(つまり全ての音。それ以上は下がれない)も付く調まで変わって、また一小節ごとに元に戻っていく、なんて部分もあるという・・・。
まろりーにとっては、ひたすら難しいのでそんな音楽的表現云々の問題ではないのですが。
さて、腕の戻ったまろりーは、今まで当ブログに載せた画像を整理したいと考えています。時代別、作者別、地域別に分けたい…。けど、けっこう大変そうだ。けど、やりたい。
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