今朝、飼い犬が亡くなった。
それはとうに予期していたこと。
長患いしなくてよかった。
家族で看取れてよかった。
お寺でお骨を焼いてもらった。
直ぐに焼いてもらえてよかった。
骨が崩れずに綺麗に残ってよかった。
とても立派に葬れた。
犬に対してもそういう現代は幸せだ。
今が盛りの庭の菊を一緒に手向けた。
この犬が主と暮らした庭の菊を。
今日は、風もなく、暖かく、穏やかな日でよかった。
まるで、今日という日を選んだかのように。
賢い犬だ。とぼけた顔をして。
今は心は安らかに、不在を嘆く。
さよならの時だ!
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