どんだけ元旦過ぎたんだよ!って話だよね(笑)
お久しぶりです。最近は微妙に忙しくて、パソコンに触る時間が激減です。
そんな訳で、まろりが一年の始まりに一番最初にやったこと。
あらかじめ買っておいたイーゼル型のフォトスタンドに飾るべき絵を選んだ。
いや、このイーゼル、見た瞬間に「これだ!」と思いまして(笑)
真鍮製の安物(御覧のとおり品質はかなり悪い)ながら、見た目はなかなか本格的なルイ15世様式。
ので、バロックの絵じゃこのイーゼルには重すぎる、かっちり古典主義(古代美術、ルネサンス、新古典系統)な絵はもっての他、百歩譲ってアールヌーボーならいけるかもしれないけど、やっぱりこれに飾るポストカードは、あの男しかいない!と思って、あの男にお出まし願った訳ですが。
はまりすぎで、正月早々にやにやしていました。楽しーー。 さすがです、ブーシェ先生。
そんなおいらの妄ダメな正月でした。
↑まろりーが発掘したもの。
文具券と図書券。
図書券はともかく、文具券って・・・・・・!!
なんたる骨董品。
使い道が分かりません。
というか、なんでミケランジェロ? 単純にルネッサーンスな感じにしたかったの?
意味も分かりません。
とりあえず、まろりーはまだ使い道のすぐに思いつく図書券を財布にしのばせ、ふらふらと本屋を覗いたところ、珍しく上下巻そろって売られていたものだから、かねてから欲しかったところだし、買っちゃいました。
危険な関係。
ラクロのねー。
枕辺を常に飾る聊斎志異をちょっとだけ読み止して、危険な関係に浮気。
やっぱりヴァルモン子爵を心の底から応援します。頑張れ、ヴァルモン子爵。ヴァルモン子爵とメルトゥイユ夫人のドSっぷりが大好きです。この二人は最高の悪役です。
やっぱり強気キャラっていいなー。
もー、シラノに次いで危険な関係は大好きだー。
ところで最近、・・・話題外れるけど、モリエールに手を出してみたのです。
モリエールの「人間嫌い」ってやつなんだけど、わかりやすく笑える。いや、世間に適応できない可哀想な性格の人を笑うような薄ら暗いブラックな笑いなんだけど、台詞回しが非常に上手で、お茶目。というかモリエールさんには、リュリでもシャルパンティエでも誰とでもいいから、M1に出て欲しい、と本気で思いました。
ていうか、M1でこんなネタやったら一瞬でファンになる(まろりーに限る)
そんなブラームスの曲は、意識して聞いた事などほとんどない!
が、これだけは言わせて下さい。
正直、ブラームスさんには感謝しています。まろりのもっぱら使用するクープラン楽譜は、ブラームスさんが編集してくれたものだし、もう著作権も切れているので、オリジナルではないながらも安価に全曲の楽譜を見ることができます。
本当にありがとう、ブラームスさん。ブラームスはお好き?と聞かれたら、好きと答えます。曲は知らないけど!
でも、勝手にフェルマータつけたり、分散和音記号つけたり、装飾音を間違えたりうっかり無くしてしまったりしないで下さい。
手に負えない。
だからってプロ仕様のは高すぎて手が出ないんだけどね(笑)
ともかく、ブラームスさん、それでも貴方ドイツ人ですか? 極端に完璧にするか、極端に素朴かのどちらか(偏見)なドイツ人のくせに、極めて微妙なところを間違えないで下さい。
「俺は装飾音を適当につけてる訳じゃないんだから、勝手に変えんじゃねーよバカヤロー」と自ら語るクープランさんに、ヅラ投げつけられるよ・・・。
という訳で、某日はブラームスさんに騙された一日でした。感想は、お前嘘つくなーー!? 変な風に覚えちゃったじゃないの(笑)
しかし、あの髭親父さんが、ヅラキャラを編集するとは・・・そういう時代だったのかしら? ブラームスさんは何時代の人だ。今度しらべてみよー。
昨日の日記は前振りか・・・(笑)やっぱりとどめようもない思いのたけを綴らずにはいられない。
もう妄人の戯言だと思って聞き流して下さいまし。
ポトゥアンが!かっこよすぎる・・・!完全、惚れました。
色々と末期的なところが好き。
きっとポトゥアンって人は、実際は知らないけど、気障で嫌味ったらしくてちょっとペシミストだけど、女の子を甘やかすポイントはばっちり心得ている人だと思うの。
とりとめもなく鬱々と気取っているあいだに見せる甘さが、すごく甘くて素敵。本当、こんな男に溺れたいです!(ぇ)というか溺れています(妄想)浮気相手に最適。
でも、やっぱり勝手な妄想だけど、ポトゥアンはもう死んでいて、ポトゥアンの居ない現在をひしひしと噛みしめ嘆きながら、折々にポトゥアンとの甘い思い出に浸ったり、やっぱり現実に戻ったり、懐かしんだりしているうちに、うとうとと夢の世界に迷い込んでうろうろしていると、ポトゥアンの背中が見えた瞬間ぐしゃっと夢が崩れて、現実に目覚めて帰ってきて、ああ、やっぱりポトゥアン居ないんだな、って思っておしまい。ってそんなストーリーを勝手に妄想したりとか・・・。
で、またまろりの聞いた演奏の、音色がたまらなく素敵なんです。
クラヴサン曲なんだけど、その使用クラヴサン自体が末期的。普段は鳥の羽軸で弦を弾くけど、牛の皮で弦をはじくことで、ピアノに似たこもった音を出すという代物。
音色が似ているなら、性能はピアノのが上だっていうのは分かっているのに、それでもピアノに近づいてしまったというその音色が切なく美しすぎる。
最近のヘビーローテーションです。
他の演奏も聞いてみたいな~。でもデュフリ(作曲者)のって図書館にない。本命は某C氏だけどね!しかしB氏のインヴェンションを思い出したい今日この頃。B氏系統はイタリア協奏曲とかゴルトベルクとか平均律とかもっと難しいのが弾けたい。
ところで、ゴルトベルクさんも素敵な人だよね。不眠症で年中寝不足だけど、快活でだけどちょっとクール。な人じゃないかな。。。完全理系人間。(というかB氏が理系だろ…)
そういえば、この間、フェルメール二回目に挑戦しようと思ったら、あまりに混んでいて、そんなにモチベーションもなく来たのだから、たちまちにやる気を失って、なんとなく藤田さんを見に行きました。藤田嗣治ね。
彼の絵はかなり好き。色とか線とかがやっぱり奇麗。雰囲気がいいよね。イラストっぽい子供の絵と猫を中心とした動物の絵が好きなんだけど、今回はそういうのがメインテーマではなかったから、あまりなかった。でも猫図屏風が素敵だった。構図もいいし、筆運びも素敵。こんな屏風欲しいなぁー。
ところで、だからポストカードはまろり好みの猫系はあんまり充実していなかったんだけど、その隣に、なんとスタンランのポストカードが大量に置いてあったのです!反則だ…!
藤田さんそっちのけでスタンラン買っちゃったよ。 スタンランの猫への愛をひしひしと感じてスタンランの猫が好きだ。もし猫を飼うなら、名前をスタンラン君にしたいくらいです。でもトラ猫だったらレオナール君かな(笑)
スタンランの画集は見たことがない。でも画集があったら欲しいなぁ。探せばありそうかな。
↓スタンランの絵。
http://
ついでに藤田さんの猫
http://
一度は書いてみたものの、もう何度も書いたからと、そのまま消してしまった。
もう尽きてしまった、あなたを楽します真新しい言葉は。あなたを喜ばす珍しい言葉は。
同じものばかり見せる私を許して下さい。
私の売り物はみんながらくた
だけど、心は本物なんだ。
最後の二行はイギリスの歌より。うろ覚えだけど。この言葉、座右の銘。